『携帯でGmailが使えなくなる』という噂がSNSで大炎上していますね。
でも、ちょっと待ってください。
実際には『すべての携帯が対象』ではないんです。
Gmailで「独自ドメインのメール」等を受信している人、要注意⚠️
2026年1月から、Gmail側で外部メールを取りに行く機能【POP受信】が廃止されます。そのままだと届かなくなります。
✅対策 メールサーバー側で「Gmailへ自動転送」の設定に変えればOK
2025年中に忘れず設定変更を。#Gmail pic.twitter.com/WlL48KRCXW
— 狩生孝之|AI×ランチェスター×コピーライティング (@kariutakayuki) December 8, 2025
2026年1月から始まるGoogleのサポート終了が誤解を招いているだけなんですよ。
「え、じゃあ私のスマホは大丈夫なの?」って気になりますよね。
ご安心ください。
この記事では、噂の真相から、具体的な対策まで、丁寧に解説していきます。
今すぐ真相をチェックして、安心を手に入れましょう。
携帯でGmailが使えなくなる噂の真相
Googleが2026年1月から『POP方式』と『Gmailify』のサポートを終了すると発表したことがきっかけで、『Gmailが携帯で使えなくなる』という噂が広まってしまいました。
この噂、ちょっと大げさなところがあるんですよね。
実は、純粋なGmailアカウント(@gmail.com)を使っている方には、ほとんど影響がないんです。
どうゆうこと?pop方式てなに?꒰՞⊃> <⊂՞꒱՞՞?て思ったけど普通に@ gmail. comでgメール使ってる分には関係ないぽい
Grokさん教えてくれてありがとう https://t.co/YMRXxQFuiJ pic.twitter.com/6hlqymNDIe— きだ💜ステ11/28、1月全通目標 (@mujunsiterana) December 10, 2025
主な対象となるのは、Yahoo!メールやプロバイダメールなど、外部メールをGmailで一括管理しているユーザーなんです。
Googleの公式発表によれば、2025年12月現在、影響を受けるのは全世界のGmailユーザーの約5%未満と推定されているんですよ。
POP を使用して他のメール クライアントで Gmail のメールを読む – Gmail ヘルプ
意外と少ないと感じませんか?
また、古いフィーチャーフォン(ガラケー)でブラウザからGmailにアクセスしている場合も、セキュリティ強化に伴う認証方式の変更でログインが困難になる可能性があります。
ただし、Android/iOSのGmailアプリは引き続き問題なく動作しますので、ご安心くださいね。
- 影響少ないのはGmailアカウント
- 対象は外部メールをGmail管理する人
- ガラケーはブラウザ版に影響あり
アプリ更新停止になる具体的なOS番号
Gmailアプリのサポート対象外となるのは、Android 7.0(Nougat)以下です。
Googleは2023年にこの基準を発表し、セキュリティパッチが提供されない古いOSではアプリの更新が停止すると発表しています。
具体的には、Android 4.4(KitKat)や5.0(Lollipop)などのデバイスでは、2025年以降、Gmailアプリが起動できなくなるか、更新が適用されない状態になる可能性があります。
iOSについては、iOS 12.0以下が対象外となり、iPhone 5sやiPhone 6などの古いモデルが該当する可能性があります。
お使いのスマホのOSバージョン、気になりますよね?
確認方法は簡単なんです。
Androidの場合は『設定 > システム > ソフトウェア情報』、iOSの場合は『設定 > 一般 > 情報』からOSバージョンを確認できますよ。
ここで注意が必要なのは、『使えなくなる』には2つのパターンがあるということです。
1つはアプリが完全に起動しない場合、もう1つはセキュリティ更新が受けられなくなる場合です。
古いOSでは、後者のケースが多いことを覚えておきましょう。
今すぐやるべき具体的な3つの対策
Gmailが使えなくなる、あるいはセキュリティが心配という方も、まだ諦めるのは早いです。
今すぐできる対策がいくつかありますので、ご紹介しますね。
ブラウザ経由での利用
Gmailアプリが使えなくても、ChromeやSafariなどのブラウザからGmailにアクセスできます。
Googleはブラウザ版Gmailの最低要件を『最新または1つ前のバージョンのブラウザ』と定めています。
セキュリティ認証(2段階認証など)が通れば、古いOSでも利用できるんですよ。
ただし、フィーチャーフォンでは画面表示や操作性が劣る点には注意が必要です。
手順は簡単で、ブラウザを開いて『mail.google.com』にアクセスし、ログインするだけです。
OSのアップデート
OSのアップデートは、セキュリティを保つ上で非常に重要です。
Androidの場合、『設定 > システム > ソフトウェア・アップデート』を開き、最新バージョンがあれば『ダウンロードしてインストール』をタップします。
iOSは『設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート』から同様に更新できます。
更新にはWi-Fi環境と十分なバッテリー(50%以上)を確保し、所要時間は約10〜30分です。
もし更新できない場合は、メーカーサポート期限切れの可能性があります。
代替メールへの転送設定
Yahoo!メールの場合、『設定 > メール転送』から転送先アドレス(例:@docomo.ne.jp)を入力し、『転送する』をオンにするだけ。
Gmail側での転送設定は『設定 > すべての設定を表示 > 転送とPOP/IMAP』から可能です。
転送設定後はテストメールを送り、受信確認を忘れずに行ってくださいね。
今回の『POP方式』と『Gmailify』のサポート終了は、Googleがセキュリティ強化を進める一環として、10年以上前から段階的に進められてきた動きの集大成なんです。
POP方式は1990年代に誕生した古い技術で、メールを一方向にしか同期できないため、現代のIMAP(双方向同期)に比べると利便性や安全性が低いとされています。
Googleが推奨するIMAP移行には、リアルタイムでメールが同期されるだけでなく、Gmailの強力なスパムフィルターが適用されるメリットもあるんですよ。
最後に豆知識ですが、Gmailの無料ストレージは15GBで、Google DriveやGoogleフォトと共有されています。
そのため、メール以外のデータで容量が圧迫されている場合も多いんです。
『設定 > 容量を確認』でチェックし、不要な大容量メールを『larger:10M』で検索して削除する癖をつけると、今回の移行作業がよりスムーズになりますよ。
- ブラウザ版Gmailを経由して利用
- OSアップデートでセキュリティ対策
- 代替メールへ転送設定も有効
