2025年12月15日、東京・赤坂の高級個室サウナで発生した火災事故。
30代のご夫婦が犠牲となったこの悲劇には、安全管理の甘さと「超有名タレント」の監修が噂されています。
なぜ関連情報は削除されたのか?そして責任の所在はいったいどこにあるのか。
この記事では、事故の真相と噂の検証、そして個室サウナという密室空間に潜むリスクについて深く切り込みます。
赤坂サウナ火災の監修タレントはジローラモ?
2025年12月15日に起きた赤坂のサウナ火災。
その施設『SAUNATIGER』の監修者として、「60代の超有名男性タレント」が関わっていたという噂が、SNSや一部メディアで急速に拡散されています。
この人物はイタリア出身で、欧州の温浴文化をコンセプトに設計に関わったとされていますね。
そもそも、なぜこれほど注目を集めているかというと、彼が長年にわたり日本のメディアで「ちょいワル」なライフスタイルを提案し続け、多くのファンに影響を与えてきた人物だからではないでしょうか。
しかし事故後、公式サイトから関連情報が削除されたことで、疑惑は深まるばかりです。
企業としてはブランドイメージを守るための危機管理対応だったのかもしれませんが、このタイミングでの削除は、逆に「何か隠しているのでは?」という不信感を煽る結果になってしまったようですね。
ネット上では「責任逃れではないか?」という批判の声が上がっています。
その一方で、「タレントに責任を押し付けるのはおかしい」と擁護する意見もあるようです。
報道では匿名扱いされていますが、過去のプレスリリースや2024年の2周年記念記事(例えば、『東京ライフスタイルマガジン』2024年8月号)では、パンツェッタ・ジローラモ氏の名前が監修者として明確に記載されています。
サウナ愛好家としての発言も確認されているんですよね。
具体的に想像してみてください。彼のファンが「あのジローラモさんが監修したなら間違いない」と信頼して足を運び、そこで事故に遭ってしまったとしたら、そのショックは計り知れません。
ジローラモ氏が本当に監修者だったとしたら、今回の事故について何かコメントを出すべきではないか、と考える人もいるのではないでしょうか。
一般的に「監修」という立場は実務的な責任を伴わないケースも多いですが、広告塔としての道義的な説明責任は問われることになるかもしれません。
- ジローラモ氏が監修者と報道
- 事故後、情報削除で責任逃れ?
- 擁護意見も存在する
火災の店名はサウナタイガー
火災が発生した施設は、港区赤坂3丁目にある会員制高級個室サウナ『SAUNATIGER(サウナタイガー)』と特定されています。
ニュース映像では、5階建てビルの3階部分に焦げ跡が確認できます。
周辺の地図情報(Google Maps)や施設公式サイトの住所とも一致しているんですよ。
この施設の特徴は、「完全個室」「ヒノキ水風呂完備」「外気浴スペース付き」「スマホ持ち込み可」といった点が挙げられます。
近年、コロナ禍を経て「他人と接触しない」個室サウナの需要が急増しましたが、この密室性が緊急時の避難においては大きな障壁となるリスクをはらんでいます。
富裕層や著名人をターゲットにした「大人の隠れ家」というコンセプトが売りだったようです。
料金はビジター利用で120分19,000円から、最高ランクのVIPルームは59,000円超と、かなり高額だったみたいですね。
利用者は「これだけ高額なのだから、安全性も万全だろう」という心理的なバイアス(思い込み)を持っていたかもしれませんが、高額な内装費が必ずしも防災設備に直結しているとは限らないのが実情です。
個室の出入り口ならともかく、サウナ室の出入り口にドアノブなんて普通無いかも。非常ボタンは押されたけど助けが来なかったって、これは刑事事件に発展しそう。/赤坂のサウナで火災が発生した事故、サウナ室のドアノブが外れて閉じ込められた可能性が「なんでドアノブつけるの!?」…
— 佐々木俊尚 五刷出来!「フラット登山」絶賛発売中 (@sasakitoshinao) December 16, 2025
火災現場の状況として、サウナ室の木製ドアノブが内外両方外れ、扉が開かない状態で利用者が閉じ込められた可能性があると、消防当局から指摘されています(TBSニュース、2025年12月16日報道)。
もし本当にドアが開かなかったとしたら、想像するだけで恐ろしいですよね。
熱されたサウナストーンの熱気と充満する煙の中で、必死にドアを開けようとしてもノブがない……そんな絶望的なパニック状態を思うと、言葉を失います。
赤坂サウナの火災事故のニュース見てから、どれだけ熱くて痛くて苦しかっただろうと考えたらつらすぎる
30代のご夫婦で小さいお子さんもいるみたいで、思い残すことしかないでしょうに…
旦那さんが上に重なってたらしいけど、最後まで熱から守ろうとしてたのかな。涙が止まらない pic.twitter.com/ESKBCHZ0lg— zoo (@zoo0415530) December 16, 2025
さらに、デザイン性を優先した特殊な建材や構造が、消火活動や脱出を困難にした可能性についても、今後の検証が必要になるでしょう。
監修タレントの噂と運営会社の真実!
噂の監修タレントとして名前が挙がるパンツェッタ・ジローラモ氏は、2022年の施設オープン時から「監修パートナー」「ゼネラルマネージャー」として公式に紹介されており、欧州のテルメ(温浴施設)文化を取り入れた設計に携わったとされています(『日経トレンディ』2022年9月号)。
しかし、事故後の公式サイトでは関連記載が削除され、ジローラモ氏本人や所属事務所からのコメントは現時点で確認できていません。
一方、運営会社『SAUNA&Co株式会社』(本社:東京都港区、設立:2021年、代表取締役:佐藤健太郎氏)は、12月16日に公式声明を発表し、「被害者とご家族に深くお詫び申し上げます。警察・消防の調査に全面協力し、再発防止に努めます」と謝罪しています。
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この会社は設立から日が浅く、サウナ運営に関する長期的なノウハウや安全管理の蓄積が十分だったのか、という点も今後議論の対象になるかもしれません。
過去のインタビュー(『ビジネスインサイダー日本版』2023年3月)では、ジローラモ氏が「コンセプト立案とデザイン監修」に限定して関与し、運営や安全管理には直接関わっていないことが明言されているため、監修タレントへの責任追及は不当だという見方が強いようです。
なるほど、デザイン監修だけだったのですね。
ただ、ここで盲点となるのが「デザインと安全性の両立」です。例えば、雰囲気を良くするための照明配置や可燃性の高い内装材の使用などが、結果的に火災リスクを高めていなかったか、専門家による精査が待たれます。
【報告】赤坂のサウナ火災で客2人が死亡、運営会社が謝罪と営業停止を発表https://t.co/pMZJRsW6fL
赤坂の「SAUNATIGER」運営会社は、公式サイトおよびSNSを更新。死亡した客2人を追悼・謝罪し、出火原因などの確認を進めていると伝えた。なお、すでに予約していた客には順次返金対応をするとした。 pic.twitter.com/Kew4jQ1wRg
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 16, 2025
運営会社は過去に消防法違反の指摘を受けたことはなく、施設の設備点検記録も提出済みと報じられています(NHKニュース、2025年12月17日)。
今回の事故を受けて、個室サウナの安全基準が厳格化される可能性もあるかもしれませんね。
これまでは比較的緩やかな規制で参入できた個室サウナ業界ですが、今後はスプリンクラーの設置義務や非常脱出装置の要件など、法改正を含めた大きな転換点を迎えることになるでしょう。
- ジローラモ氏はデザイン監修のみ
- 運営会社は謝罪声明を発表
- 安全基準厳格化の可能性
